空をとべば こわさのあまり
悲しみもふきとぶような気がした。
そしてそのまま
悲しみがすっかりなくなるまで
宙にただよっているのだ。
想像をふくらませながら
ぼくは風をまつ。
彼をじっと見ていた。
じーっと。
来た!
足が地面からはなれた。
もうもどれない。
風に身をまかすのみ。
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